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東京都写真美術館「 [かがやきの瞬間]スナップショットの魅力 」 [子どもとアート]

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 東京都写真美術館の収蔵作品展「 [かがやきの瞬間]スナップショットの魅力 」が終わるというので、週末に娘を連れて行ってきた。アンリ・カルティエ=ブレッソンをはじめ、有名写真家のさまざまなスナップショット的作品が見れるというこちらの展示、色々あったけど一番印象に残ったのは日本初公開というポール=フスコの「RFK Funeral Train」一連の写真。1968年のロバート.F.ケネディー暗殺後、ワシントンのアーリントン墓地に埋葬するためNY発の葬送列車に乗り込んだフスコが、本来の目的であった遺族や遺体を運ぶ様子などの写真が撮れずに、それを見送る線路沿道の人たちを撮ったという作品。こちらでも。当時のアメリカが生々しく、でもある意味、あまりにも出来すぎていて映画のシーンにも見えたり、いずれにせよとても引き込まれる写真。

 写真は真実を写すものとは限らない、と先日、本を読んで思ったばかりだけど、作られた写真、美しい写真の楽しさとは別に、やはり写真の真骨頂は、真実の断片や瞬間を切り取れることではないかと思ったり。

 娘は、写真だけの展示会が初めてだったのでやや当惑気味。絵の方がいいなぁ、と言っていたが、一応静かについてきた結果、一番印象に残ったのは「ケーズデンキの写真」だったとか(笑)。帰りがけにミュージアムショップで予定外のお土産を買わされるはめになったが、まぁ静かについてきてくれたのでよし。
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