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穴場発見! 東大和のプラネタリウム [子どもとお出かけ]

 小4の3学期、理科で「星の動き」について学ぶウータン。学校の理科の授業にあまり興味が持てないようなので、家でフォローアップすべく、東大和のプラネタリウムへ。

 狭山湖南の住宅街にポツンと佇む「東大和郷土博物館」併設のプラネタリウムは、ギネス世界記録で「最も先進的なプラネタリウム」として有名になった同じ多摩地域の「多摩六都科学館」のプラネタリウムに押され、その知命度は地元周辺でもあまり高くないと思われるが、星がとても美しく投影されると思ったら、2014年に投影星数1000万個の投影機「MEGASTARⅡ-b」を導入していた。2004年に「MEGASTAR-II cosmos」を導入した日本科学未来館の投影星数500万個と比較すると、各段に技術が進んでいるのがわかるとともに、失礼ながらも、こんな片田舎の100席程度の小さなプラネタリウムで、最新機器が導入されているとはびっくり。

 こちらの投影機「MEGASTAR」はアメリカやヨーロッパ、アラブなどでも導入されているそう。さらにいえば「多摩六都科学館」に導入されている「ケイロンⅡ」は、府中市の「五藤光学研究所」が開発したもので、世界シェア4割を占めているとか!? と、今さらながら、日本そして多摩地域がプラネタリウムの先進地域であることに気付いた。

 星の解説をひと通り聞いた後は、こども向け番組の「ちびまるこちゃん」。黄道12星座や恒星、惑星について楽しく学べるよい番組だと思ったが、子どもは「勉強」っぽさを少しでも嗅ぎ付けると嫌気がさすらしい。勉強のフォローアップになったとは思えないが、「どうやって星座は決まるの?」という疑問には答えられた。

 東大和郷土博物館には東大和の歴史が学べる展示コーナーがあったが、こちらもコンパクトながら

・多摩湖の貯水池を作るのに村人が立ち退かず「強情村」と呼ばれた
・日立航空機の工場があり、第二次大戦時は空襲にあった

ことなどを新しく知り興味深かった。

 とても立派できれいな施設なのに、お客さんもとても少ないので穴場。

総合評価:★★★
子供楽しみ度:★★★
コスパ:★★★★★ (大人200円、小学生100円)
駐車場:無料
ひとこと:過度の期待を持たずにフラリと訪ねること。遠方から行くなら、狭山緑地でピクニックがてら楽しむのがおすすめ
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