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こどもためのバレエ@新国立劇場 [子どもとアート]

 子どもが生まれて以来すっかりご無沙汰になっていた観劇。やっと娘も5歳になり、ほどほど静かにして舞台を楽しめる年ごろになったので、まずは子ども向けの舞台に連れて行ってみようと思って調べてみたところ、夏休み中は子ども向けに色々なイベントがなされていて選ぶのに迷うほど。バレエを習っているので飽きにくく、また舞台の雰囲気も味わえそうということで、その中でもダントツにお手ごろな料金で開催されている、新国立劇場のこどものためのバレエ「しらゆき姫」に行くことにした。

 会場に向かうと、女の子&母親のペアがたくさん! 観客の9割が女性なのでトイレも予想通り大混雑(泣)。子どものための普及イベントということで、会場にはネイルコーナーやボディペインティングコーナーがあり、娘は開演間もなくというのにその長蛇の列に並んでしまいあせる。あきらめて列を離れる人も多いので、何とか順番が早くまわり、娘ピンクのマニキュアをしてもらい大満足。

 さて、会場に入ると2階席ながらもよく見える席。パンフレットも子ども向けに作られたカラー写真満載のもの。子どもがわかるようにナレーションであらすじが語られ、怖い場面もほどほどに抑えて子どもが理解できるよう随所に工夫がされている。新国立劇場バレエ団のソリストが演じるしらゆき姫。値段が値段だけにちゃんと踊ってくれるのか心配だったけど(笑)ちゃんと踊ってくれた。その後も子どもが楽しめるようにとかなりコミカルな展開で、最後には王子としらゆき姫のパ・ド・ドゥ。途中娘が飽きてしまう場面もあったものの、しらゆき姫が真っ白の衣装を着て結婚式で王子と踊る様子に娘はうっとりと楽しんでいた。大人としては、やや違和感のある展開があったり、バレエとしてはどうなんだろうと思う箇所や、研修生が踊っているためか素人目にもジャンプがそろっていなかったりする部分も目についたが、初めてバレエを楽しむ幼児にはとてもよかったと思う。何せ、2100円という料金で立派な舞台でプロのバレエ団の踊りを見られるのだから、これはお得。娘がどのくらいこうした舞台を楽しんで静かにしていられるかを実際に試すこともできたし、小学生以上しか入場できない舞台も多い中、貴重な存在。

 会場には「シンデレラ」や「眠れる森の美女」の衣装や衣装画も飾られていたり、スタンプラリーにイベントもたくさん行われていてゆっくり楽しめるようになっていた。

ballet1.jpgballet2.jpg

 夏休み中こうしたイベントは各地で行われているようなので、いつか親子でブロードウェーに行ける日を夢見ながら、親子でたまにんは観劇に行ってみようと思う。
 
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コメント 4

ももんが

観劇ですか!
私にはかなり縁遠い物のような気がしますが、子供向けのものもあるんですね~
なんでもそうですが子供のときからやっていないと大きく伸びないですよね。
そういう意味でも子供向けって重要ですよね。
それにしてもバレエされてたんですね。セレブな匂いがしてくるのは私だけでしょうか?
by ももんが (2010-07-27 00:34) 

snowy

ももんがさん>残念ながらセレブとはまったくご縁がありません(笑)。自分が小さいころからあちこち連れて行かれていたので同じことをしている、という感じですね♪ 子ども向けの歌舞伎や能なんていうのもあるようで、最近は色々やってますよ!
by snowy (2010-07-27 06:08) 

ぱんの日

子供の頃から感性を磨くことって
大事ですよね。こうやって経験させて
あげられるってすごいと思います!
by ぱんの日 (2010-07-27 15:33) 

snowy

ぱんの日さん>これで感性が磨かれているのかはわかりませんが、何かしら心に残るものがあればうれしいですね。でも実は自分が一番楽しんでいます。
by snowy (2010-07-28 08:41) 

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