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2011年初おしるこづくり~息子の策略 [和系料理]

新年あけましておめでとうございます。新しい1年を迎え、こちらのブログも再開して少しずつでも更新できたらと思っています。

 2010年はわが家にとって大変な1年でした。お正月2日から実家の父が倒れて生まれて初めての入院、10月には突然大好きだった祖母が亡くなり、12月には母までが倒れて救急車で入院。幸い、母は順調に回復して予定より早く退院して、無事お正月を家で迎えることができたものの、祖母が欠けた元日は何か寂しく物足りない…。それでもこうして残りのみんなで元気に新年を迎えられたことを心から感謝。災いあって家族の結束の強さも確認できたことだし、毎日を大切に丁寧に過ごしたいと改めて思う次第。

 さて、結婚10年を過ぎた今も、料理好きを自負しながらおせち料理だけは母と祖母にまかせきりだった私。今年は母もあまり動かしてはいけないし、と一品でも何か作ろうと思い立ちスーパーに行ってみた。近頃カートに乗りたがらない1歳9ヶ月の息子をカートに無理やりのせたら案の定大泣き。号泣する中、店内を回っていたらなぜか息子、小豆のパックをつかみとって泣き止んだのでそのままレジを通ることになってしまった。レジのおばさんが息子が握り締める小豆パックにテープを張ってくれ、「あずき、好きなんですか?」と聞くので、「そういうわけでは…」と答えながら、作製する一品が否応なく決定。作ったこともないおしるこづくりに取り組むことになってしまった。

IMG_6107.JPG

 シチューと同じで日を置いたほうがおいしいという母の助言に従って、大晦日二日前には作製開始。おしるこ好きの父も、そしてその父にしっかり仕込まれた娘も喜ぶし、と思って作ったおしるこに娘も父も大喜び。娘は元日からおもちも入れずにせっせとおしるこを食べている。こうした笑顔を見られるのが料理の楽しさ。料理自慢の祖母も母もきっとこんな想いでおいしいごちそうを作ってくれていたのだろう。料理を通じて代々伝わるのはその家の味だけではなく、家族の想いや愛情なのだなぁとしみじみ思う今年のお正月。

 どうか、新しい1年もみんなで健康に楽しく過ごせますように。


レシピ:おしるこ

材料:小豆500グラム、砂糖450グラム、水適量

作り方:
①洗った小豆をたっぷりの水とともに鍋に入れて、強火にかけて煮立たせる。煮立ったらゆで汁を捨てて、また水を加え煮立たせることを3回ほど繰り替えす

②ゆでた小豆にかぶるくらいの水を加え、強火にかける。煮立ったら弱火にして1時間ほど煮る。
この間あくをとり、また小豆が表面に浮き上がるようだったら水をまた加える

③②に砂糖を加えて弱火で20分ほど煮る。2日間ほどおけばおいしくできあがり

※①の過程で1回煮たらそのまま何時間か放置する、などさまざまなやり方があるようだが、要は十分豆がやわらかくなればOK
※今回は砂糖は三温糖を使用。氷砂糖がいい、など諸説あるようだが、三温糖でも十分
※最初さらさらですまし汁風だったおしるこも、日がたち煮詰まるにつれてちゃんとお汁粉風になる

 
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コメント 2

angel_heart

明けましておめでとうございます。
おしるこ、いいですねぇ~。 我が家もちょうど今日、作ろうかと思っていたところです。
とは言え、小豆からではなく、買ってきたあんこでですが・・・(苦笑)
しかし、少し日をおいたほうが美味しくなるのかぁ・・・ 

今年もよろしくお願いします。
by angel_heart (2011-01-03 07:12) 

snowy

angelさん、ご無沙汰しております。お汁粉たしかに日が立つに連れ、味がしみ込む感じがします。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
by snowy (2011-01-03 08:39) 

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