雲

ウータン、車で移動中空を見上げながら、よく昨秋亡くなったひいおばあちゃんが乗っている雲を探している。
「あ、ひいおばあちゃんの乗っている雲見つけたよ。ほら、あの大きいの」と空に浮かぶ雲を指しながら話すウータン。ひいおばあちゃんのことをちゃんといつも覚えていてくれるのがうれしくて、一緒に空を見上げてみる。

ひいおばあちゃんのお葬式を経験してから、そして震災でたくさんの人たちが亡くなったニュースに触れて、感じることがいっぱいあるのか、「お父さんも、お母さんも、いつか死んじゃうんでしょ」とよく聞いてくるウータンは、「ずっと○（＝自分）たちのこと忘れないでいてくれる？」とも心配する。「もちろん！」と答えながら、どれだけこの瞬間瞬間が大切なのかをあらためてかみしめる。

散らかしっぱなしの部屋やきょうだいげんかを見ては怒鳴り、「遊んでよ～」と時を選ばずにいつもいつもすり寄ってくる子どもにイラつきがちな毎日だけど、どれだけこんな日々が愛しいかをいつも忘れないでおくようにしたい。

コメント 2

そうですよね。
子供が、特に娘がかまってくれるのは
今だけと思っていなければと改めて感じさせられました。
今を大切に、ですね～
by ももんが (2011-05-18 05:49) 

ももんがさん＞いつもいつも思ってるんですけどね、なかなか行動伴いません…
by snowy (2011-05-18 09:23)