スパイスたっぷりサモサ

　娘の誕生日パーティで作ったサモサ。今回が初めてだったので、皮は簡単にワンタンの皮で代用。フィリングはじゃがいも＆合いびき肉（本当は牛肉がよかったけど、手元にこれしかなかったので…）。
　皮をむいたじゃがいもをレンジでチンしたら、１cmの角切りにする。フライパンで玉ねぎのみじん切り＆ひき肉を炒めたら、じゃがいもも加えて炒める。味付け。単純に塩こしょう＆カレー粉だけでもよかったのだけど、スパイスのストックがたくさんあったのでカレー粉の裏の原料ラベルを見ながら自己配合カレー粉。ターメリック、コリアンダー、クミン、ナツメグ、シナモン、カルダモン、チリペッパーと足していき、最後に塩こしょう。原料ラベルは量の多い順に書かれているというので、その量に準拠。あとはフィリングをワンタンの皮に包んで揚げるだけ。うん、これはおつまみにもいける。当たり前ではあるのだけど、これでカレーの味！　次回カレー粉作りをしようと決めた。　

リベンジのタコス

先日モールに行った際、昼食をフードコートで食べた。郊外のフードコートでは、わりと味覚が保守的な層が多いためか、いつもうどんやそば、またはケンタやマックなどおなじみのファーストフード系が混雑して並んでいて、ケバブなどマイナーなものが空いているのが常。空いているし、好きだし、ってことでいつもマイナー系を選択している私、先日はタコスをチョイス。と思ったらこのタコス、なぜか卵とひき肉を炒めたものを野菜と一緒にトルティーヤで包んだだけの、とてもタコスとは呼べないしろもの！　まったくスパイシーさもなく、サルサもワカモレもなく、これでタコスといって売らないで欲しい…・。

と不満を抱えつつ帰宅。本当はおそばの予定の夜ご飯、どうしても納得がいかず、急きょタコスに変更して、たまたまタコシェルも備蓄していたので、家にあるもので作製。ひき肉は少量しかなかったのだけど、しし唐やトマト、玉ねぎなどの野菜もたっぷり混ぜてフィリングづくり。アボカドでワカモレも作って。はい、仕上げにコリアンダー。少なくともお店のよりは本格的に仕上がり満足。

いつもは保守派の和食党ウータンもなぜかタコスは食べると言い出し、みんなでタコスディナー。タコスよ、もっと日本でも定着して。

トルコ料理前菜：なすとトマトの冷製、シガレ・ボレク（カッテージチーズ＆パセリの春巻）

安売りしていた牛すね肉発見。最近の週末は昨年買ったばかりの２ドアの車が、４人家族になったらどうにもこうにも使いづらく買い替えざるを得ないという結論に至ったので、ディーラーめぐりに忙しい。ビーフシチューを作っておけば週末日中に出かけていてもさっとおいしいものが食べられるもんね、と思い３日前から煮込んでおいたのだが、父の日だしってことで、実家の両親も急きょ呼んで食事することにした。が、量が少なめだったのでサブをしっかり用意しないとってことで世界の３大料理の一つといわれるトルコ料理で前菜を２品。これにウータンの大好きなソーセージ、先日作って味を調整しなおしたドライトマトのオリーブ漬け＆フランスパン、さっぱりとキュウリ＆飛騨高山の味噌を使ったネギ味噌をプラス。

１品目は　Imam Bayildi。　“お坊さんの気絶”と呼ばれているそう。一説にはお坊さんが気絶するくらいおいしいということらしい。



にんにく＆たまねぎ小１個、トマト１個をよく炒めたトマトソースフィリングを、揚げた（今回はフライパンで浅くオイルを入れてじっくり火を通すやり方で）なす４本に詰めて、これをなすの半分がつかるほどの量の水＆レモン汁、塩・砂糖少々で煮てから、冷蔵庫でしっかり冷やす。食べる前にイタリアンパセリを。

作り方は色々あるようで…
３分クッキング　http://www.ntv.co.jp/3min/0508/0806.html
All about http://allabout.co.jp/gourmet/cookingmen/closeup/CU20050806A/

しっかり冷やしたら夏向きでおいしい！

２品目は Sigara Boregi 。



カッテージチーズ＆みじん切りパセリをたっぷり混ぜたものを春巻きの皮でつつんでオリーブオイルで揚げるだけ。スパイスにカイエンヌペッパーを振ってみた。カッテージチーズも自家製、と思って牛乳から作ったりしてみたが、量が足りず急きょスーパーで追加購入。そんなことなら作らなければ良かった…。
ビールのおつまみにぴったり！

先日のドライトマトは味を調整しなおしたら、それだけでもつまんでワインのおともとできるくらいの味になり満足。

今週末も食べ過ぎて乳腺炎に半ばなりかけている。ということで、今後しばらくは極力ローカロリーでいくことにします。

海南鶏飯 ～Hainanese Chicken Rice～

いつからか、気づけば巷で流行っていてお店もたくさんできて、すっかり定着した感のあるシンガポール風チキンライス“海南鶏飯”。家で試してみたくなって、いくつかのサイトを検証しながら、うちでは独自に塩鶏の要領で、2日間ほど塩に漬け込んで洗い流したものを使って作ってみた。



①ネギの青い部分、しょうが薄切りをたっぷりめに入れた水を沸騰させ、そこにむね肉を入れ、再び沸騰させたら火を消し、お肉に火が通るまで40分～1時間放置しておく。

②フライパンでとりの皮を炒めて脂を出し切ったら、にんにく・しょうがのおろし（好みの量）を炒めて、さらに玉ねぎのみじん切り半個分くらいを炒める。油がまわったら、米（できればジャスミンライス）を加え油をまわし、同量の①のスープを加えてふたをして15分くらい？（米に火が通るまで）

③切り分けた①の肉、トマト・キュウリの薄切りとお米を添えて出来上がり！

※たれは豆板醤やオイスターソースを入れたチリソース風と、ナンプラー・ごま油・長ネギとしょうがのみじん切りを混ぜた塩だれ風を用意してみたが、シンプルな塩だれ風の方がうちでは人気


と、いかにも簡単だが、その奥は深く、やはり鶏むね肉をジューシーに仕上げるのが難しい！！！　これはこれでおいしかったんだけど、もっとしっとり、やわらかな食感を残せないと、家族以外にはまだごちそうできない。さらに、うちの家族はとり皮嫌いなので、皮を除くという邪道なことをしてしまったけど、これもうまみのポイントなんだろうな～。シンガポールには何度も行った気がするけど、現地で食べた記憶はない。今度行く機会があれば食べてこよう～。

鶏ハムでフォー・ガー

鶏ハムを作ったとき、実はゆで汁でフォーを作るのが隠れた狙いだった。ということで、次の日フォー・ガーを早速作ってみた。ゆで汁につぶしたしょうが、青ネギを加えて温め直し、塩とナンプラーで味付け（あまり薄いとパンチ足りないし、濃いと辛いのでこの調節を上手に）。ゆでたフォーをこのスープに入れて、たっぷりの青ネギと香菜、切った鶏ハムをのせて出来上がり。



少し味が薄めだったので、食べながらナンプラーとスイートチリで調味。う～ん、エスニック専門店には負けるけど、この間行った何でもありのホテルビュッフェで食べたフォーレベルにはたどり着いていて、なかなか。ベトナムに旅行に出かけるという両親にフォーの買い込みでも頼もうかな。

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最近のウータンは相変わらずややマタニティブルーで、太った体で疲れ気味の母をけなげに支えてくれる。先日もあまりにも疲れたので「先寝ていい？」と声かけると「いいよ！」と快諾。床に散らばった洗濯物を横目で見ながら、「あ~もし暇だった洗濯物たたんでくれてもいいけど~♪」とだめもとでお願いしていくと、「わかった！」とまたよいお返事。少し休んでから用事を思い出し、部屋に戻ると洗濯物がきれいにたたまれて部屋の中央に積まれている。3歳児にここまで働いてもらうなんて、申し訳なさでいっぱいになり心の中で懺悔・懺悔・懺悔。
近頃何かと疲れてウータンに当たり気味。時折反省しては謝ると、「大丈夫だよ。お母さんもバブちゃんでてきたら、きっとまた元気になるよ」とまたもや励まされた。精進・精進・精進しないと。

鶏ハムと甘味噌でチキン生春巻

近頃開店休業中のお仕事。やるべきことは山積みなんだけど、緊急課題でもない限りどうも料理ばかりしてしまう。おかげで毎日毎日太っていく…。でも食べる量を抑えると気持ちが悪くなるし、寒い中出歩いてインフルエンザにでもなってもイヤだしと、楽しみは他になく、食い気に走るのみ。本当に産後の体形が不安。

で、だいぶ昔に流行った鶏ハムを久しぶり～に作ってみた。生春巻の皮で野菜と包んで、ふろふき大根用に作っておいた甘味噌と一緒に食べたらおいしそう、と思いついて作ってみたのがこちら。冷蔵庫にあったにんじん、きゅうり、セロリ、白ネギの千切りを利用。



飛騨高山土産のおいしい赤味噌を使って作った甘味噌との相性はばっちり。甘味噌、作っておくと応用がきいて色々便利。お肉とあえて焼いたものをうどんにのせて肉うどんや、ナスと炒めたり、マヨとあわせて野菜ディップ風にできたり。おすすめ。

タイ料理：鶏肉のしょうが炒め飯

ウータンのカゼはよくなってきたけど、今度は自分が声がでない…。でもつわりピーク時に比べればなんてこともない。けど、やっぱりつらい…。今日は無事ウータンも保育園に行き、私は家にてお休み。家にあるものでできて、体によくって、おいしいものってないかなぁと考えた末にしょうがたっぷりのガイパッキン（鶏肉のしょうが炒め）に。



にんにくみじん切りととりむね肉（本来はもも肉かな？）を油で炒めたところに、玉ねぎ1/4個、パプリカ適量のスライスを加え、さらにそこにしょうがの千切りを好みの量たっぷりめに投入。香ばしくなってきたところに、（１）「タオチオ」の代用という＜赤味噌＋合わせ味噌＋水＋塩少々＞の調味料を大さじ半分ほど（※オイスターソースでも良いそう）、（２）しょうゆひとまわし、（３）キビ砂糖適量つまんで、鶏がらスープ大さじ２＆黒こしょうを加え、ご飯にかける。元レシピはこちら。

今回はきくらげなかったので省略。目玉焼きものせたかったけど、卵取り過ぎもどうかと思い泣く泣く省略。麦ご飯とともにヘルシーに、ナンプラーをかけていただきま～す。

ナンプラーをかけると途端にタイ風に、と納得してしまう私。いつもは鶏肉のバジル炒めご飯が好きでついつい頼んでしまうため、こちらのお料理を外で試したことがなく、果たして出来がこれでいいのかは謎。でもしょうががピリっと効いて、体も温まるし、おいしかった。満足。

ナスのナムル

13日からは保育園も子供がめっきり減って、世はすっかりお盆モード。人数が多かったり、強い子がいると圧倒されてしまうウータンもおかげで今週はめずらしく楽しそうに通っている。周辺の人出も少しは少なくなったものの、昔のお盆に比べると、みんな帰省したり遠出したりしなくなったのだろうなと感じる。でもお盆のちんたらとした、人の少ない環境はゆるゆるとしていて居心地がよい。

暑い毎日やっぱり食べたいものは辛いもの！　ということで、手軽にコリアン。おいしそうなキムチとたれ漬け牛肉を発見したので、買ってきて、それにいただきものの新鮮野菜をたっぷり。ナスのナムルを作って付け合せて、はいいただきます！



ナスのナムルの作り方：
(1)ナスをゆでるorレンジでしんなりさせる
(2)砂糖：しょうゆ(1:1）、白すりゴマ、ゴマ油、ネギとあえてできあがり

簡単オリエンタル風ご飯

相変わらず料理感覚が戻ってこない最近。日ごろの行いがいかにでるかを痛感。今日は朝から仕事が鬼のように忙しくて、仕事中トイレにたったのは1回、お茶を飲んだのが2回、お昼はマックで5分と、本当によくがんばった～。子供ができてからは仕事の密度・集中力が猛烈になって、とにかくいかに早く確実な仕事を成し遂げて帰宅するかが課題。帰宅後はぐったりだけど、ウータンに会うとそれだけでパワーがまた出る。子供がいると、仕事の自分から気持ちがすぐに切り替えられるのがうれしい。

ということでいつもばたばたしている近頃の夕飯。買ってあった豚ひきとナスとピーマンを使ってささっと簡単調理。う～ん、なんかエスニックぽくと思いながら、にんにく・しょうが・赤唐辛子を炒め、ナスをしんなりするまでさらに炒め、豚ひき、ピーマンを順に投入して、カレー粉やナンプラー、オイスターソース、塩などで適当に調味、ご飯と一緒に盛り合わせて出来上がり。余裕があれば目玉焼きでものせておけばよかった。汁気が少し足りなかったので、チキンスープを少々加えてもいいかと思ったけど、簡単なわりには結構エスニック風に。



こういうエスニック系のとき、困るのがウータン。でも似たものを食べたがるし・・・と思いついたのが、豚ひきとナスの甘味噌炒め。豚ひきと細かく切ったナスをよく炒めて、みそ＋砂糖＋しょうゆ＋酒＋みりんを合わせた調味料で味付け。同じようにご飯と盛り付けたら、パクパク。



近頃のウータンは野菜を洗う、卵の殻をむく、混ぜるなどのお料理の手伝いを毎日してくれ、片付けもふきんで食器をふいて、棚にしまい、最後に台ふきんでキッチンのシンク周囲をふくなどしてしっかり役に立っている。お風呂の後も、お風呂を磨いてでてきたりと細々と家事をやってくれるウータン。3歳でこんなに働けるとは思わなかったので、うれしい！

我流クスクス

クスクスが中途半端に残っていたので、利用しようと思ってあり合わせで料理。初めて作ったときはそれなりに調べたりしてまじめに作ったけど、今回はかなり我流。冷蔵庫にある野菜でラタトゥイユを作ってあったので、それにパプリカやコリアンダー、クミンを適当にプラスして少しエスニックな感じに。さらにしょうが焼きにしようかと悩んでいた豚肉の薄切りがあったので、それにカレー粉やクミン、小麦粉をまぶしカリカリに焼いた。そしてバター＆お湯で蒸らしたクスクスを添えただけ。さらにパセリ代わりの青ねぎを散らす。
クスクスってイスラム圏で普及しているものと思われるので豚肉をあわせるのはかなり邪道だとは思いつつも、結構いける？とわりと満足。
使い慣れない食材も一度使ってしまえばこっちのもの！料理のレパートリーが広がって楽しい。